印東太郎いんどうたろう
心理学者[日本]
1923年 8月22日 生
印東 太郎(いんどう たろう、大正12年(1923年)8月22日 - 平成19年(2007年)9月22日)は、日本の数理心理学者、計量心理学者、実験心理学者、文学博士。
国際色彩学会(Association internationale de la couleur (AIC) )第2代会長。
慶應義塾大学及びカリフォルニア大学アーバイン校名誉教授。
経歴=
1923年 - 東京府生まれ。
1945年 - 慶應義塾大学文学部卒業。
卒業後、慶應義塾大学助手となり、1973年まで教授。
1953年 - 私立高校の国語教師と結婚。
1959年 - 12月 慶應義塾大学文学博士。
学位論文の題は「直観的印象の解析 : 解析の方法とその適用例」。
同年から同大工学部に新設した管理工学科の助教授(兼担)。
1974年 - 国際色彩学会会長(1977年まで)。
同年より、ハーバード大学に留学。
1979年 - カリフォルニア大学アーバイン校教授。
Psychological Review, Journal of Experimental Psychology, Journal of Mathematical Psychology, Perception and Psychophysics, Proceedings of the National Academy of Science, Color Research and Applicationなど主要な学術誌に100以上の技術論文で報告された印東の研究は、視覚空間の幾何学的表現、色空間、意味記憶の確率的表現、能力試験の形式化の草分けとなった。
1986年 - 実験心理学会のフェローに選出される。
1995年 - カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)名誉教授。
数学行動科学のための研究所の創立メンバーとなる。
2007年 - カリフォルニア州にて死去。
著書=
『数理心理学』 東京大学出 ……