ジョン・マザーJohn Cromwell Mather
物理学者[アメリカ]
1946年 8月7日 生 (満78歳)
ジョン・クロムウェル・マザー(John Cromwell Mather、1946年8月7日 - )は、アメリカ合衆国の天体物理学者、宇宙論学者。
バージニア州ロアノーク出身。
メリーランド州のNASAゴダード宇宙飛行センターの上級天体物理学者で、メリーランド大学の準教授である。
黒体形状の発見と宇宙マイクロ波背景放射の異方性の発見や人工衛星COBE(宇宙背景放射探査機)でビッグバン理論を具体化するのを助けた業績でジョージ・F・スムートとともに2006年ノーベル物理学賞受賞者に選ばれた。
前半生=
教育と研究初期=
1968年 学士(物理学):スワースモア大学 Swarthmore College
1974年 博士(物理学):カリフォルニア大学バークレー校
1974~76年(NRCフェロー):コロンビア大学ゴダード宇宙科学研究所
COBE参加=
COBEが発見した宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の揺らぎ
NRCフェローとして、ゴダード宇宙科学研究所に在籍(1974~76)、そこでCOBE開発、推進を提唱した。
COBEが成功したのは、1000人以上の調査員、技術者などの大規模なチームワークの賜物である。
ジョン・マザーは全体を統括し、COBEが観測した極超短波背景輻射の黒体放射を明らかにした中心的な役割も担った。
ジョージ・スムートは輻射の温度に微妙な違いがあることを主に計測していた。
最近の業績=
ジョン・マザーさんが誕生してから、78年と108日が経過しました。(28598日)