ベン・シャーンBen Shahn
画家[ロシア→アメリカ]
1898年 9月12日 生
1969年 3月14日 死去享年72歳
ベン・シャーン(Ben Shahn, 1898年9月12日 - 1969年3月14日)。
アメリカの画家。
20世紀という時代、社会を絵や写真として残した。
ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で被曝した第五福竜丸を取り上げた「ラッキードラゴン」シリーズを描き、日本の画家、イラストレーター等にも影響を与えた。
経歴=
1898年、ロシア帝国内のコヴノ(現在のリトアニアのカウナス)に生まれた。
父はヨシュア・ヘッセル・シャーン(Joshua Hessel Shahn)で木彫職人、母はギッテル・リーベルマン・シャーン(Gittel Lieberman Shahn)で陶芸職人、両親ともユダヤ人だった。
1902年、父が革命活動の容疑でシベリアに送られたため、家族とヴィルコム(現在のウクメルケ)に移る。
1906年、8歳のとき、シベリアを逃れてアメリカに渡った父と暮らすためアメリカに渡る。
1912年、ニューヨークのブルックリンに住み、叔父の石版画工房で見習いとして働き始めた。
この石版の修行がのちのシャーンの作風に影響を与えた。
シャーンは夜間学校に通い、試験を受けてコロンビア大学に進む。
その後、ニューヨーク大学、ニューヨークシティーカレッジに通う。
1922年、ティリー・ゴールドスタインと結婚。
1932年、サッコ・ヴァンゼッティ事件に関する一連の絵を発表。
同年、ドレフュス事件をテーマにしたシリーズを加えた展覧会を開催。
1934年、この頃から写真を始め、ニューヨークの街の情景、地方の貧困などを写真に収める ……
ベン・シャーンさんが誕生してから、126年と69日が経過しました。(46091日)
亡くなってから、55年と252日が経ちました。(20341日)
25750日間 生きました。