リチャード・ベイスハートRichard Basehart
俳優[アメリカ]
1914年 8月31日 生
リチャード・ベイスハート(Richard Basehart、1914年8月31日 - 1984年9月17日)は、アメリカ合衆国オハイオ州ゼインズヴィル出身の俳優。
略歴=
父は新聞編集者。
舞台、映画で実績を積み、30代以降は安定感ある存在感で多くの名作に重みを持たせた。
主に脇役でその個性は多く発揮され、1954年のフェデリコ・フェリーニ監督『道』や56年『白鯨』などが代表作となる。
その他にも『夜歩く男』などのフィルム・ノワールにも多数出演した。
その一方で、1960年代に入ると、TVドラマでの出演も目立ち、なかでもSFアドベンチャー作品『原子力潜水艦シービュー号』ではネルソン提督役を主演。
日本でも親しまれた。
これ以降はTVでの主演やビデオ用映画に多く主演し、映画でもサスペンスやB級アクション映画を中心に出演した。
1984年のロサンゼルスオリンピック閉会式で司会を務め、1ヵ月後の9月17日、脳梗塞で死去。
70歳だった。
主な出演作品=
映画=
夜歩く男 He Walked by Night (1948)
山のロザンナ Roseanna McCoy (1949)
折れた銃剣 Fixed Bayonets! (1951) - 日本劇場未公開
暁前の決断 Decision Before Dawn (1951)
タイタニックの最期 Titanic (1953)
善人は若死にする The Good Die Young (1954)
道 - La Strada (1954)
崖 - Il bidone (1955)
白鯨 Moby Dick (1956)
カラマゾフの兄弟 The Brothers Karamazov (1958)
奇蹟のインディアン For The Love of Mike (1960)
五人の札つき娘 5 Branded Women (1960)
太陽の帝王 Kings of the Sun (1963)
サタンバグ The Satan Bug (1964)
テロリスト/黒い九月 2 ……