大森勝久おおもりかつひさ
死刑囚[日本]
(「北海道庁爆破事件」で死刑確定。)
1949年 9月7日 生 (満75歳)
大森 勝久(おおもり かつひさ、1949年9月7日 - )は、日本のテロリスト、元新左翼活動家。
北海道庁爆破事件の犯人として死刑判決が確定した死刑囚(本人は一貫して冤罪を主張)。
日本建国に遡って全面否定する新左翼思想に「反日亡国」と定義付けたことでも知られる。
現在は保守思想(彼の言葉でいえば「真正自由主義」)に転向している。
アムネスティ・インターナショナル日本から「冤罪の可能性が最も高い7名の死刑囚」の1人に指定されている。
人物=
出生と少年時代=
1949年9月7日、岐阜県多治見市で生まれる。
小学校時代はプロ野球選手を目指していたが、中学時代に入り視力が低下しボールが識別しづらくなったことから、プロ野球選手の夢はあきらめ、勉学にいそしむことになった。
大森の両親は、当時の一般的な家庭によくみられるように皇室に対する素朴な崇敬の念はあったが、政治や思想についての関心はあまりなかった。
大森少年もそんな両親に影響され、高校時代までは政治に無関心であった。
大学時代=
しかし岐阜大学教育学部数学科に入学して1年ほど経つと、当時の社会世相(大学紛争)を反映して、左翼思想に目覚めるようになった。
大森はノンセクト・ラジカルの立場から黒ヘルメットを被ってデモに参加していた。
大学4年生になると、太田竜の『辺境最深部に向かって退却せよ!』を読み、太田が唱える窮民革命論に感化されるようになった。
そして岐 ……
大森勝久さんが誕生してから、75年と77日が経過しました。(27471日)