黒姫山秀男くろひめやまひでお
元相撲力士[日本]
1948年 11月12日 生
2019年 4月25日 死去肺炎享年72歳
黒姫山 秀男(くろひめやま ひでお、1948年11月12日 - 2019年4月25日)は、新潟県西頸城郡青海町(現在の糸魚川市)出身で立浪部屋に所属した元大相撲力士。
本名は田中 秀男(たなか ひでお)。
現役時代の体格は182cm、147kg。
得意手は押し、右四つ、寄り。
最高位は東関脇。
四股名の由来は出身地旧青海町の黒姫山から。
来歴=
幼少期はプロレスラーに憧れており、プロレスの新聞記事の切り抜きを集めたり、兄弟とプロレスごっこをして過ごしていた。
出稼ぎに出た父親が戻ってこず、中学卒業後に家の家計を助けるために大相撲入りを決断し、1964年3月場所において初土俵を踏んだ。
入門前の田中にとってヒーローはとにかく力道山であり、相撲は全く好きではなかった。
師匠(元横綱・羽黒山)が自身と同じ新潟県出身の横綱であり、そもそも力道山が元力士であると知ったのも立浪部屋に入門してからである。
入門のきっかけは中学の担任教師に部屋見学を勧められたことだったが、もし力道山に勧誘されていたら間違いなくプロレスに進んでいたという。
現役時代の記事に、小学生の頃に新潟出身の立浪部屋力士が序二段優勝を果たしたのを新聞で知って相撲界を志したという立志伝があるが、田中はこれを「虚偽」と否定している。
黒姫山の四股名は師匠による命名で、師匠が田中に「故郷の近くに山でもあるか」と訊ねた際、田中が「黒姫山があります」と答えたことで決まった。
黒姫山秀男さんが誕生してから、76年と9日が経過しました。(27768日)
亡くなってから、5年と211日が経ちました。(2037日)
25731日間 生きました。