デイヴィッド・ヘルドDavid Held
政治学者[イギリス]
1951年 8月27日 生
デイヴィッド・ヘルド(David Held, 1951年8月27日 - 2019年3月2日)は、イギリスの政治学者。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授を経て、ダラム大学教授。
略歴=
マサチューセッツ工科大学にて博士号取得後、ケンブリッジ大学でポスドク研究をする。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE: London School of Economics)政治学部教授を経て、2012年から現職。
専攻は、政治理論、民主主義論、グローバリゼーション研究。
フランクフルト学派の研究から出発し、グローバル化する世界での民主主義の在り方に関心を寄せ、コスモポリタン・デモクラシーという理念を提起している。
アンソニー・ギデンズとともに、出版社 Polity Press を創設し、編集長を務めた。
2019年3月2日に死去。
67歳没。
著書=
単著=
Introduction to Critical Theory: Horkheimer to Habermas, (University of California Press, 1980).
Models of Democracy, (Polity Press, 1987, 2nd ed., 1996, 3rd ed., 2006).
中谷義和訳『民主政の諸類型』(御茶の水書房, 1998年)
Political Theory and the Modern State: Essays on State, Power and Democracy, (Polity Press, 1989).
Democracy and the Global Order: from the Modern State to Cosmopolitan Governance, (Polity Press, 1995).
佐々木寛・遠藤誠治・小林誠・土井美徳・山田竜作訳『デモクラシーと世界秩序――地球市民の政治学』(NTT出版, 2002年)
Global Covenant: the Social Democratic Alternative to the Washington Consensus, (Blackwell, 2004).
中谷義和・柳原克行訳『グローバル社会民主政の展望――経済・ ……