ナンシー・ローマンNancy Roman
天文学者[アメリカ]
1925年 5月16日 生
2018年 12月25日 死去享年94歳
ナンシー・グレース・ローマン(Nancy Grace Roman、1925年5月16日 - 2018年12月25日)は、1950年代に恒星の分類と運動の研究に多大な貢献を果たしたアメリカの天文学者。
アメリカ航空宇宙局 (NASA) において女性として初めて幹部職に就き、1960年代から1970年代にかけてNASAの初代主任天文学者として宇宙天文学プログラムをスタートさせた。
ハッブル宇宙望遠鏡計画では、天文学コミュニティや議会を動かすなど基礎を築く役割を果たしたことから「ハッブルの母 (Mother of Hubble)」とも呼ばれた。
また、ローマンはそのキャリアを通じて、積極的な講演者や教育者、科学分野における女性の擁護者でもあった。
2020年5月20日、NASAのジム・ブライデンスタイン長官は、彼女の天文学への絶えることのない貢献を称え、計画中の赤外線宇宙望遠鏡WFIRSTをナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡と命名することを発表した。
若年期=
ナンシー・グレース・ローマンは、テネシー州ナッシュビルで、音楽教師のジョージア・フランシス・スミス・ローマンと物理学者・数学者のアーウィン・ローマンの間に生まれた。
生後間もなく、父親が石油会社の地球物理学者として就職したため、生後3ヶ月で一家はオクラホマ州に転居した。
さらに一家はテキサス州ヒューストン、ニュージャージー州、ミシガン州と移り住み、1935年に父親が地球物理学の研究のため公務員となった際にネバダ州に転居した。
彼女が12歳のとき、アーウィ ……
ナンシー・ローマンさんが誕生してから、99年と189日が経過しました。(36349日)
亡くなってから、5年と332日が経ちました。(2158日)
34191日間 生きました。