井川楊枝いがわようじ
映画監督、脚本家、ライター[日本]
1976年 生
井川 楊枝(いがわ ようじ、1976年 - )は、日本のライター、脚本家、映画監督、イベントプロデューサーである。
来歴=
大阪市出身。
早稲田大学本庄高等学院を経て早稲田大学第一文学部卒業。
大学在籍中に短編小説で舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した。
実話ナックルズ、実話ドキュメント等をはじめとする実話誌を中心に執筆し、暴走族やチーマー、暴力団、外国人マフィアといった、不良やアウトロー系の取材を数多く手がけている。
『関東連合 六本木アウトローの正体』(久田将義著、ちくま書房)では、井川の取材した不良チームのエピソードが紹介されている。
また、こうした取材をベースとした小説、漫画原作を数多く手掛け、映画監督として映像化している。
小説『ベースメント』(TOブックス、2017年)は、アンダーグラウンドな分野でルポライターとして活動してきた自身をモデルとした半自伝的な内容となっており、仮面女子の窪田美沙を主演に、自身が監督となって映画化している。
日韓で連載されたAV漫画『Highイキ!』(井川楊枝原作、レジンコミックス)は、ヒロインのAV監督である安西聡子がAV女優の紗倉まなに似ていると噂され、特に韓国での人気が高い。
2016年の著書『モザイクの向こう側』(双葉社)は、AV出演強要問題が社会問題となっていた頃に出版されたルポタージュだが、AV業界が抱える問題点を列挙。
この業界を取材し始めたのは、AV女優や素人モデルに ……