市川春子いちかわはるこ
漫画家[日本]
1980年 生
市川 春子(いちかわ はるこ、1980年 - )は、日本の漫画家。
女性。
千葉県出身。
北海道札幌市在住。
北海道教育大学美術科卒業。
経歴=
子供の頃はコンピュータゲームで遊んでばかりだった。
漫画は友人から勧められたものを借りることの方が多く、小学生の頃は『ハイスクール!奇面組』や『こいつら100%伝説』などのギャグマンガが好きだった。
中学生の頃に萩尾望都の作品を、高校生の頃に『風の谷のナウシカ』や『AKIRA』を読み、衝撃を受ける。
大学進学時に北海道に移住。
卒業後はデザイン会社に就職してエディトリアルデザイナーをしていた。
あるとき、「自分の考えを全部盛り込んだものを、企画・編集・レイアウトと何から何まで自分一人で、力一杯やってみたい」と考え、それが可能なのは漫画ではないかと思い至り、漫画制作を開始する。
2006年、『虫と歌』にてアフタヌーン四季賞2006年夏の四季大賞を受賞し、月刊アフタヌーン誌(講談社)にてデビュー、以降同誌を主な媒体として作品を発表する。
『虫と歌』が初めて本格的に描いた漫画であり、これが認められなければ漫画家になることを諦めるつもりでいた。
デビュー後は一貫して読み切りなど短編をメインに発表し、それらは単行本に所収されるかたちで2009年と2011年にそれぞれ『虫と歌 市川春子作品集』『25時のバカンス 市川春子作品集II』として上梓された。
2010年には『虫と歌』で第14回手塚治虫文化賞新 ……