ロマーノ・フェナティRomano Fenati
元オートバイレーサー[イタリア]
(2018年Moto2クラス決勝レースで、他レーサーのマシンのブレーキを握るという危険行為を行い、所属チームから解雇され、引退を表明)
1996年 1月15日 生 (満28歳)
ロマーノ・フェナティ (Romano Fenati, 1996年1月15日 - ) は、イタリアのオートバイレーサー。
世界選手権参戦前にはイタリア国内選手権125ccクラス、スペイン国内選手権125ccクラスに参戦していた。
Moto3=
2012年シーズン、フェナティはチーム・イタリア・FMIと契約、FTRホンダに乗ることになった。
デビュー戦となった第1ラウンドのカタールGPでは2位に入賞した。
初優勝は第2戦のスペインGPであった。
フェナティは1991年の上田昇に次ぐ、デビュー2戦で表彰台に上るという結果を出したライダーとなった。
2015年シーズン、アルゼンチンGPのウォーミングアップ中にフェナティはニクラス・アジョとトラブルになり、走行中にアジョのマシンにキックした。
また、キルスイッチでアジョのマシンのエンジンを止めたことから3点のペナルティを受けた。
Moto2=
2018年シーズン、マリネッリ・スパイナーズ・チームに所属しMoto2に参戦。
2018年9月9日、サンマリノGPのレース中、ステファノ・マンツィとの競り合いの中でマンツィのバイクのブレーキを握り妨害。
同レースを失格処分になった後、改めて2レース出場停止の処分を受けた。
翌日の9月10日、マリネッリ・スパイナーズ・チームは「反スポーツマンシップで危険、そして有害な行為により、ロマーノ・フェナティとの契約を直ちに解除することを発表します。
計り知れない後悔と共に、彼の無責任な行為により、他者の命を危険にさらしたことは、決して ……
ロマーノ・フェナティさんが誕生してから、28年と311日が経過しました。(10538日)