生年月日データベース

河島英昭かわしまひであき

イタリア文学者[日本]

(東京外国語大学名誉教授)

1933年 11月22日

2018年 5月25日 死去脳梗塞享年86歳

河島 英昭(かわしま ひであき、1933年11月22日 - 2018年5月25日)は、日本のイタリア文学者、翻訳家。
東京外国語大学名誉教授。
生涯= 東京府生まれ。
福島県立白河高等学校卒業後、学資のため三年間働き、東京外国語大学イタリア語科を卒業、同大学副手、助手、専任講師、助教授、1960年からチェーザレ・パヴェーゼ全集の半ばを翻訳、1960年代後半にローマ大学に留学、1979年、東京外大教授。
イタリア文学の研究、翻訳に業績をあげ、1988年、『ウンガレッティ全詩集』でピーコ・デッラ・ミランドラ賞、1990年、ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』の翻訳で日本翻訳文化賞、1991年、BABEL国際翻訳大賞日本翻訳大賞、2006年、『イタリア・ユダヤ人の風景』で読売文学賞受賞。
イタリア文学研究センター主宰。
ほかにカルヴィーノ、モラヴィアの翻訳も多い。
ダンテ『神曲 〈地獄篇〉』を、口語詩体で一歌ずつ岩波書店の月刊誌「図書」で、2005年6月号から2008年6月号まで連載。
続編〈煉獄篇〉も、同誌2011年1月号から連載された。
第三篇〈天上篇〉まで完訳に至れば刊行予定である。
2018年5月25日、脳梗塞のため死去。
84歳没。
著書= 『氷河と蝶 イタリア旅想』(筑摩書房) 1983、のち改題『イタリアをめぐる旅想』(平凡社ライブラリー) 1994 『叙事詩の精神 パヴェーゼとダンテ』(岩波書店) 1990 『ウンガレッティ 詩人の生涯』(花神社) 1994 『ローマ散策』(岩波新書) 2000 『イタリア・ユ ……

河島英昭さんが誕生してから、90年と364日が経過しました。(33237日)
亡くなってから、6年と180日が経ちました。(2372日)
30865日間 生きました。

推定関連画像