ウィリアム・オドリングWilliam Odling
有機化学者[イギリス]
1829年 9月5日 生
1921年 2月17日 死去享年93歳
大英帝国の有機化学者。19世紀後半、A・ケクレによる炭素の四価性(1858)とベンゼン構造(1865)の提示に至る有機化学建設期に活躍した。E・フランクランドによる飽和容量(原子価)概念(1852)およびC・ジェラール(ゲルアルト)による型の理論(1853)の提起を受けて多塩基性の根(こん)(イオンになりうる基)の概念を示し、A・W・ウィリアムソンとともに、ケクレに影響を与えた。1872年から1912年までオックスフォード大学の化学教授を務める。1854、1855年、型の表現において、原子および有機基の肩にダッシュをつけ、その数によって塩基度を表現し、ウィリアムソンの多重型の概念の拡張表現を与えた。1857年、元素を13の群に分けたが、これはメンデレーエフの周期律への過渡的段階の仕事としての意味をもった。(参照元・日本大百科全書(ニッポニカ))
ウィリアム・オドリングさんが誕生してから、195年と77日が経過しました。(71301日)
亡くなってから、103年と278日が経ちました。(37899日)
33402日間 生きました。