ジーン・アーサーJean Arthur

ジーン・アーサー(Jean Arthur,1900年10月17日 - 1991年6月19日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の女優。
経歴= ニューヨーク州プラッツバーグ生まれ。
本名はGladys Georgianna Greene。
母方の祖父母はノルウェーからの移民。
ニューヨークでモデルをしていたときに20世紀フォックスに見出され、1923年に映画デビュー。
しかしなかなか芽が出ず、スラップスティック・コメディやＢ級西部劇での脇役に甘んじていた。
トーキー後に一時ハリウッドを離れ、舞台で演技を磨き直し、映画界に戻って30年代後半には人気スターとなる。
都会的なキャリアウーマンの役を得意とし、特にフランク・キャプラ監督作品でその個性を発揮した。
戦後は活動の場を再び舞台に移し、ブロードウェイの「ピーター・パン」（1950年）で成功を収めた。
映画出演は開拓農民の妻役を演じた『シェーン』（1953年）が最後で、その後はテレビで活躍した。
1991年6月19日、心臓発作のため死去。
主な出演作品= 公開年 邦題原題 役名 備考 1923 侠骨カービーCameo Kirby アン・プレイデル 1925 キートンのセブン・チャンスSeven Chances カントリークラブの受付 クレジットなし 1927 幸運馬蹄騒動記 Horse Shoes ミス・ベイカー 弱虫運動療法 The Poor Nut マージー・ブレイク 無理矢理空の大統領 Flying Luck 少女 1928 野球王Warming Up メアリー・ポスト 俺は名選手Brotherly Love メアリー 父と子Sins of the Fathers メアリー・スペングラー 1929 ……