ジョゼフ・ロージーJoseph Losey
映画監督[アメリカ→イギリス]
1909年 1月14日 生
ジョゼフ・ロージー(Joseph Losey、1909年1月14日 - 1984年6月22日)は、アメリカ合衆国出身のヨーロッパの映画監督である。
日本での表記はジョセフ・ロージーとの揺れがある。
赤狩りで活動が制限された頃は、イタリア名アンドレア・フォルツァーノ(Andrea Forzano)でも活動した。
人物・来歴=
1909年1月14日、アメリカ合衆国ウィスコンシン州に生まれる。
1948年にRKOより映画監督としてデビューした。
その後、赤狩りの影響で1953年にイギリスに亡命し、以後イギリス、あるいはフランス等で作品を作り続けた。
1967年の『できごと』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞を、1970年の『恋』でパルム・ドールを受賞。
1976年の『パリの灯は遠く』はセザール賞で作品賞と監督賞を受賞している。
1980年にはパリ・オペラ座の依頼で、ムソルグスキー作曲のオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』を演出した。
1984年6月22日、75歳で死去。
監督作品=
緑色の髪の少年 The Boy with Green Hair (1948)
暴力の街 The Lawless (1950) *日本劇場未公開、TV放映
不審者 The Prowler (1951) *日本劇場未公開、TV放映、DVDセット発売
大いなる夜 The Big Night (1951) *日本劇場未公開、WOWOWでTV放映、DVDセット発売
拳銃を売る男 Stranger on the Prowl (1953) *アンドレア・フォルツァーノ名義
二つの顔をもつ男 A Man on the Beach (1956)
非情の時 Time Without Pity (1956)
狙われた男 Chance Meething (英題) / Blind Date (米題) (1959)
コンクリート・ジャングル Concrete Jungle (1960)
エヴァの匂 ……