カール・ハーゲンベックCarl Hagenbeck
動物売買商人[ドイツ]
1844年 6月10日 生
1913年 4月14日 死去享年70歳
カール・ハーゲンベック(Carl Hagenbeck、1844年6月10日 - 1913年4月14日)は、野生動物を扱うドイツ人商人で、ヨーロッパ各地の動物園やP・T・バーナムのサーカスなどに動物を提供していた。
無柵放養式展示の近代的動物園を作った。
ハーゲンベック動物園は個人経営の動物園としてはドイツで最も成功を収め、1907年にはハンブルクに常設された。
動物と同じように人間を展示する人間動物園も興行したことがある。
生涯=
1844年6月10日、ハンブルクで魚屋を営む父の下に生まれる。
父は魚屋の傍ら、野生動物の売買も行っていた。
14歳のとき、父からアシカとホッキョクグマを与えられた。
その後も彼の動物コレクションは増え続け、飼うために大きな建物が必要となった。
やがてハンブルクの実家を出て、狩猟家や冒険家と共にジャングルや雪をかぶった山に分け入るようになった。
そして世界中の様々な土地で動物を捕まえた。
1874年、サモア人とサーミ人(当時は差別的に「ラップランド人」と呼ばれた)を「文明に汚されていない」人種として展示・興行することを思い立ち、人間に加えて彼らのテント、武器、ソリ、トナカイなどを展示した。
1875年、ヨーロッパやアメリカ合衆国の主要都市で彼の集めた動物の展示・興行を開始した。
1876年、協力者をスーダンに派遣して野生動物を持ってこさせ、さらにヌビア人も連れてこさせた。
ヌビア人の展示興行はヨーロッパで大成功し、パリ ……
カール・ハーゲンベックさんが誕生してから、180年と163日が経過しました。(65908日)
亡くなってから、111年と221日が経ちました。(40764日)
25144日間 生きました。