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カブース・ビン・サイドQābūs bin Sa’īd Āl Sa’īd

国王首相[オマーン]

1940年 11月18日

2020年 1月10日 死去享年81歳
カブース・ビン・サイド - ウィキペディアより引用

カーブース・ビン・サイード・アール=サイード(アラビア語: قابوس بن سعيد آل سعيد‎, ラテン文字転写: Qābūs bin Sa’īd Āl Sa’īd、1940年11月18日 - 2020年1月10日)は、オマーン国王(在位:1970年7月23日 - 2020年1月10日)。
首相(在任:1972年1月2日 - 2020年1月10日)、国防相、外相、財務相を兼任した。
18世紀から続くブーサイード家の第14代君主にあたる。
経歴= 青年期= 代々のスルタンを出してきた南部の港町サラーラの出身。
幼少期を同地で過ごし、インド・プネーで16歳まで過ごした後にイギリスに留学する。
20歳の時にサンドハースト王立陸軍士官学校に入学し、1962年9月に卒業。
卒業後はイギリス軍・キャメロニアン連隊に配属され、1年間西ドイツに赴任する。
退役後は地方行政学を学び1966年に帰国するが、父王サイード・ビン・タイムールによってサラーラの宮殿に軟禁状態に置かれ、サイードの顧問から説明を受ける時を除き、政治に関与することを認められなかった。
軟禁中はイスラム教とオマーンの歴史について学び、イギリス軍時代の友人ティモシー・ランドンやサイードの顧問の息子、宮殿の警備関係者以外との交流は認められなかった。
カーブースはサイードの保守的な政策に反対し、国外に駐在する協力者と連携してクーデターを計画していた。
国王即位= カーブースが描かれた1オマーン・リアル 1970年7月23日、宮廷クーデターを起こしてサイードを追放し、自 ……

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