トニー・ロビアンコTony Lo Bianco
俳優、映画監督、プロデューサー[アメリカ]
1936年 10月19日 生 (満88歳)
トニー・ロビアンコ(英語: Tony Lo Bianco、1936年10月19日 - 2024年6月11日)は、アメリカ合衆国の俳優、映画監督、プロデューサー。
ニューヨーク・ブルックリン区出身。
俳優としてだけでなく、監督、脚本、プロデュースも手掛けている。
元・ゴールデン・グローブのボクサー。
略歴=
タクシー運転手の息子に生まれる。
イタリア系。
オフ・ブロードウェイ・ショー『Yanks-3, Detroit-0, Top of the Seventh』では失われゆく野球界のイコンを演じ、オビー賞、市外演劇批評家協会賞を受賞、また、アーサー・ミラーの『橋からの眺め』ではトニー賞のノミネーションとなり、一人芝居『市長!』では批評家から絶大な賛辞を受けた。
この一人芝居は、歴代ニューヨーク市長の中で名市長の誉れ高いフィオレロ・ラガーディアの人生をもとにしたもので、ロビアンコは後にこれを教育テレビでドラマ化し、エミー賞を受賞した。
映画俳優としてのロビアンコは、カルト映画のクラシックとして名高い『ハネムーン・キラーズ』(1969)で一躍評価された。
冷血のプレイボーイが、がっしりした体格の看護婦とペアになり、裕福で孤独な女性をカモに詐取したあげくに殺害するという役どころだった。
その後出演した映画『フレンチ・コネクション』(1971)、『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』(1973)、『愛の断層』(1978)、『希望の街』(1991)、『ニクソン』(1995)、『陪審員』(1996)などでは年を経るごとにさらに重厚で磨き ……
トニー・ロビアンコさんが誕生してから、88年と33日が経過しました。(32175日)