トニー・ガトリフTony Gatlif
映画監督、脚本家、俳優、作曲家[アルジェリア]
1948年 9月10日 生 (満76歳)
トニー・ガトリフ(Tony Gatlif, 1948年9月10日 - )は、アルジェリア出身の映画監督・脚本家・俳優・作曲家である。
略歴=
父親はカビール人(fr)、母親はアンダルシア系ロマ人。
ロマの集落でフラメンコなどのロマ音楽を聴きながら育った。
それからフランスで演技の勉強をして舞台に立っていたが、映画制作に携わるようになり、1975年に初監督作品『ラ・テット・オン・ルイヌ』を製作。
1981年以降は、ロマの人々をテーマに映画制作をしている。
2004年の『愛より強い旅』で第57回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、2006年の『トランシルヴァニア』は第59回カンヌ国際映画祭のクロージング作品に選ばれた。
2009年のモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門の最優秀作品賞を『Korkoro』で受賞した。
私は音楽が大好きだ。
それも生き生きとした音楽が。
いわば私は「音楽をやる映画監督」と思っていただきたい。
映像よりも音楽で表現したい、映画よりも音楽を媒体として使いたいんだ。
— トニー・ガトリフ
主な監督作品=
ガスパール/君と過ごした季節(とき) (1990)
ラッチョ・ドローム Latcho Drom (1992)
モンド Mondo (1995)
イ・ムヴリーニ I MUVRINI (1996)
ガッジョ・ディーロ Gadjo Dilo (1997)
ベンゴ Vengo (2000)
僕のスウィング Swing (2002)
愛より強い旅 Exils (2004)
トランシルヴァニア Transylvania (2006)
サウンドトラック=
ラッチョ・ドローム - Latcho Drom (1992)
ガッジョ・ディーロ - Gadjo Dilo (199 ……