フランシスコ・ラバルFrancisco "Paco" Rabal
俳優[スペイン]
1926年 3月8日 生
フランシスコ・ラバル・バレラ(Francisco Rabal Valera、1926年3月8日 - 2001年8月29日)は、スペインの俳優、映画監督、脚本家。
1950年代以降のスペイン映画を代表する男優のひとりである。
来歴=
スペインのムルシア県アギラスの生まれ。
スペイン内戦が勃発すると家族でマドリードに移住した。
1942年に生活のために電気技師として撮影所のChamartín Studiosに出入りし、ラファエル・ヒル監督に見出されて端役として映画に出演した。
その後、舞台経験を経て、1950年から本格的に映画俳優として活動した。
スペイン映画だけでなく外国映画への出演も多く、ルイス・ブニュエルの監督作品には『ナサリン』『ビリディアナ』『昼顔』の3本に出演。
ほかウィリアム・フリードキンの『恐怖の報酬』、ペドロ・アルモドバルの『アタメ』などに出演した。
1984年に『無垢なる聖者』で共演したアルフレッド・ランダとともに第37回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。
出演作品=
公開年
邦題原題
役名
備考
1958
ナサリンNazarín
ナサリン神父
1961
ビリディアナViridiana
ホルヘ
1962
太陽はひとりぼっちL'Eclisse
リカルド
1965
ジャガーの眼Marie-Chantal contre Dr Kha
1966
修道女La Religieuse
ドン・モレル
1967
星空の用心棒I lunghi giorni della vendetta
ダグラス保安官
華やかな魔女たちLe Streghe
パオロ
昼顔Belle de Jour
イポリット
1968
挑戦Los desafíos
チェ・ゲバラ/密林のゲリラ戦El "Che" Guevara
チェ・ゲバラ
1969
空爆大作戦 ……