アンガス・ディートンAngus Deaton
経済学者[イギリス]
1945年 10月19日 生 (満79歳)
アンガス・ステュワート・ディートン(Sir Angus Stewart Deaton、1945年10月19日 - )は、アメリカ・イギリス国籍の経済学者である。
2015年、「消費、貧困、福祉」に関する分析に対して、ノーベル経済学賞が授与された。
経歴=
1964年 ケンブリッジ大学フィッツウィリアムカレッジに入学し、経済学を専攻。
1975年 ケンブリッジ大学同カレッジにてB.A.とM.A.を取得後、1975年にPh.D.を取得。
博士論文のタイトルは'Models of consumer demand and their application to the United Kingdom'(消費者需要モデルと英国への応用)。
1978年 経済学誌「エコノメトリカ」への貢献が認められ、Econometric Societyより与えられるフリッシュメダルの初の受賞者となる。
1980年 American Economic Reviewで、John Muellbauerと共に開発したAlmost Ideal Demand System (AIDS)で知られるようになる。
Econometric Societyのフェロー、英国学士院のcorresponding fellow、アメリカ芸術科学アカデミーのフェローとなる。
2009年 アメリカ経済学会の会長に選出
2011年 BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Awardを受賞
2012年 トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞
2014年4月 アメリカ哲学協会に選出。
ローマ・トル・ヴェルガータ大学、ロンドン大学、セントアンドリュース大学から名誉学位を取得。
2015年10月 ノーベル経済学賞 受賞
著作=
Deaton, Angus; Muellbauer, John (1980). Economics and Consumer Behavior. New York: Cambridge University Press.