生年月日データベース

山口開生やまぐちはるお

NTT元社長会長[日本]

1925年 6月8日

2008年 12月30日 死去

山口 開生(やまぐち はるお、1925年6月8日 - 2008年12月30日)は、日本の実業家。
第2代日本電信電話株式会社 (NTT) 代表取締役社長。
同社元会長。
経歴= 京都府出身。
旧制四高を経て東京大学第二工学部卒業後、1948(昭和23)年 逓信省に入省。
電気通信省を経て、日本電信電話公社。
建設局長、施設局長、技師長等を歴任。
戦災によって壊滅状態にあった電話網の普及や、電話の即時化等に貢献した。
また、日米貿易摩擦の問題が浮彫りになった1980年代には、独自の資材調達方法を確立し問題解消した。
民営化を経て、1986(昭和61)年6月、NTT副社長に就任。
1988(昭和63)年6月、第3回定時株主総会において、第2代日本電信電話株式会社社長に就任した。
社長在任中に、電電公社最後の総裁であり、前社長で当時のNTT会長職にあった真藤恒がリクルート事件発覚によって辞任した。
真藤は、民営化したNTTの看板的存在であったため、山口は、その後の社内の建て直しに尽力した。
「企業理念」「21世紀のサービスビジョン」「中期経営計画」を作成し、サービスの高度化と経営基盤確立の方向を示した。
1992年に東洋経済新報社から出版した「NTTにかけた夢 (トップが語る21世紀)」では未来のNTTの発展への潜在能力を自らの視点で書き下した。
1990(平成2)年社長を退き、真藤辞任以後、空席であった会長を1996(平成8)年まで務める。
後任には児島仁が就任。
2008年12月30日死去。
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亡くなってから、15年と326日が経ちました。(5805日)
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