浅野慶熾あさのよしてる
安芸広島藩主[日本]
1836年 12月19日 生
浅野 慶熾(あさの よしてる)は、江戸時代後期の大名。
安芸国広島藩の第10代藩主。
官位は従四位上・侍従、上総介、安芸守。
浅野家25代当主。
略歴=
第9代藩主・浅野斉粛の長男として誕生。
幼名は定吉、定之丞、善次郎。
初名は長裕。
嘉永4年(1851年)3月25日、元服し、第12代将軍・徳川家慶より偏諱を授かり慶熾に改名する。
また、従四位上・侍従・上総介に任官する。
安政5年(1858年)4月12日、父の隠居により跡を継ぐ。
通称を安芸守に改める。
幼少期から聡明で知られており、その力量は時の名君と呼ばれた島津斉彬や山内豊信、松平慶永らからも一目置かれるほどであったが、家督を継いでから半年足らずの同年9月10日に江戸で死去した。
跡は養嗣子の長訓が継いだ。
法号は大光院。
墓所は広島県広島市の神田山墓地。
系譜=
父:浅野斉粛(1817-1868)
母:不詳
正室:利姫 - 徳川斉彊の養女、徳川斉荘の次女
養子
男子:浅野長訓(1812-1872) - 浅野長懋(7代藩主・浅野重晟の四男)の五男
表話編歴浅野家広島藩10代藩主 (1858年)福島家
福島正則1600-1619
信濃高井野藩に転封
浅野家
浅野長晟1619-1632
浅野光晟1632-1672
浅野綱晟1672-1673
浅野綱長1673-1708
浅野吉長1708-1752
浅野宗恒1752-1763
浅野重晟1763-1799
浅野斉賢1799-1830
浅野斉粛1831-1858
浅野慶熾1858
浅野茂長(長訓)1858-1869
浅野茂勲(長勲)1869-1871
典拠管理データベース
VIAF
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