川西英かわにしひで
版画家[日本]
1894年 7月9日 生
川西 英(かわにし ひで、Hide Kawanishi、1894年7月9日 - 1965年2月20日) は日本の版画家、画家。
本名は川西英雄。
略歴=
1894年(明治27年)、兵庫県神戸市兵庫区東出町に回船・穀物問屋の七男として生まれる。
1915年(大正4年)、神戸商業学校を卒業後、家業を継ぐ。
1922年(大正11年)からは兵庫東出郵便局長を務めた。
画家を志した時期についての資料は見つかっていないが、16歳のとき(1910年)に『セシル・アルディン作品の模写』(京都国立近代美術館蔵)を描いている。
木版画は山本鼎の作品をみて志したとされ、1920年代より長らく国画会と日本版画協会を主な活動の場とした。
1937年(昭和12年)に出版された『神戸百景』はエキゾチックな都市風景と風俗を描いた作品で、彼の代表作である。
版画家の川西祐三郎(1923 - 2004)は、川西英の三男である。
主な作品=
『背山眺望』(ステンドグラスによる複製)
『港俯瞰』(ステンドグラスによる複製)
『入江橋』(木版画版 神戸百景 1935)
『三角帳場』(木版画版 神戸百景 1935)
『背山眺望』(木版画版 神戸百景 1935)
『小春日和』(1958)
『神戸港』(新日本百景 1940)
神戸十二ヶ月風景 - 1931年制作、兵庫県立美術館蔵
神戸百景 - 1933年~1936年制作の版画
古道具屋 - 1941年作、東京国立近代美術館蔵
新・神戸百景 - 1952年 - 1953年制作の描画
国立公園木版画集
兵庫百 ……