エドワード・ジェンナーEdward Jenner
医学者[イギリス]
1749年 5月17日 生
1823年 1月26日 死去享年75歳
エドワード・ジェンナー(Edward Jenner、1749年5月17日 - 1823年1月26日)は、イギリスの医学者。
天然痘の予防において、それまで行われていた人痘接種法より安全性の高い種痘法(牛痘接種法)を開発した。
近代免疫学の父とも呼ばれる。
経歴=
元々はジョン・ハンターのもとで医学の教えを受けた田舎の開業医だった。
この時代、イギリスでは天然痘はしばしば流行していた。
天然痘に対する予防接種は、オスマン帝国駐在大使夫人だったメアリー・モンタギューが現地で、天然痘患者の膿疱から抽出した液を健康な人間に接種する人痘接種法(人痘法)を知り1721年に帰国すると自分の娘に種痘接種を施してイギリス上流階級に広めた。
ただ、この予防法では接種を受けた者の2パーセントは重症化して死亡するなど、危険を伴うものであった。
搾乳婦の牛痘を調べるジェンナー
ジェンナーが医師として活動していた頃には、乳搾りなどをして牛と接することによって自然に牛痘にかかった人間は、その後天然痘にかからないという農民の言い伝えがあった。
天然痘に比べると、牛痘ははるかに死亡率の低い安全な病気であった。
ジェンナーはこれが天然痘の予防に使えないかと、1778年から18年にわたって研究を続け、1796年5月14日、ジェンナーの使用人の子であるジェームズ・フィップスという8歳の少年に牛痘を接種した。
少年は若干の発熱と不快感を訴えたがその程度にとどまり、深刻な症状はなか ……
エドワード・ジェンナーさんが誕生してから、275年と186日が経過しました。(100630日)
亡くなってから、201年と299日が経ちました。(73714日)
26916日間 生きました。