杉浦敏介すぎうらびんすけ
日本長期信用銀行 元頭取・元会長[日本]
1911年 11月13日 生
2006年 1月27日 死去享年96歳
杉浦 敏介(すぎうら びんすけ、1911年11月13日 - 2006年1月27日)は日本の実業家。
元日本長期信用銀行(現SBI新生銀行)頭取。
日韓経済協会第三代目会長。
来歴・人物=
東京市下谷区に杉浦倹一・とし夫妻の次男として生まれる。
杉浦家は江戸時代、幕臣であった。
東京高等学校を経て、東京帝国大学法学部卒業後の1935年、日本勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に入行。
日本勧業銀行の権力闘争に敗れた濱口巌根とともに、1952年に設立された長銀創立に参加。
専務、副頭取を経て1971年5月から1978年6月まで頭取。
その後は会長、相談役最高顧問などを務めた。
会長時代も含め20年近くも経営トップの座に君臨し、「長銀中興の祖」、「長銀のドン」と呼ばれた。
在職中、リース・不動産・流通といった新興企業へ積極的な貸出姿勢をとったが、これらの企業への貸出はバブル崩壊後ことごとく不良債権化した。
特に、杉浦が中心となって進めたイ・アイ・イ・インターナショナルに対する融資3,800億円がこげ付いたことは、長銀の経営破綻の大きな原因となった。
その後、道義的責任を問われるが本人はこれを否定し続けた。
しかし、周囲の勧めもあり、自宅を売却して退職金(総額9億円)の一部として2億円を返還した。
2006年1月27日、急性心筋梗塞のため東京都内の自宅で死去。
94歳没。
家族=
父・杉浦倹一(1877年生) ‐ 官僚。
幕臣・杉浦譲三の長男に生まれ、東京 ……
杉浦敏介さんが誕生してから、113年と9日が経過しました。(41282日)
亡くなってから、18年と298日が経ちました。(6873日)
34409日間 生きました。