井上芳夫いのうえよしお
映画監督[日本]
1926年 9月8日 生 (満98歳)
東京市生まれ。旧制駒込中学卒業後、旧制浦和高校に進み、1946年に同校卒業、その年に大映の助監督試験を受け合格した。久松静児、吉村公三郎、市川崑、増村保造などの下で助監督として経験を積む。1960年、「あゝ特別攻撃隊」で初監督。その後は、1963年の舟木一夫主演映画「高校三年生」、1968-70年の江波杏子主演「女賭博師」シリーズの監督を務め、実力を世に知らしめた。1971年に大映が倒産した後はフリーとして活躍。1974年、「御用牙・鬼の半蔵やわ肌小判」を撮った以外は、テレビドラマの監督を中心にこなした。主な作品には、テレビ朝日「松本清張の山峡の章」「戦後50年特別企画・ハンガリア舞曲をもう一度」、TBS「残酷な旅路」「黄金流砂」、フジテレビ「北陸L特急・殺しの双曲線」などがある。私生活では、1955年に女優の目黒幸子と結婚したが、1989年に離婚。のち編集技師・山地早智子と再婚した。
井上芳夫さんが誕生してから、98年と74日が経過しました。(35869日)