バンデルレイ・デリマVanderlei de Lima
マラソン選手[ブラジル]
1969年 8月11日 生 (満55歳)
バンデルレイ・コルデイロ・デ・リマ(Vanderlei Cordeiro de Lima、1969年7月4日 - )は、ブラジルの長距離走選手である。
2004年アテネオリンピックの男子マラソンで銅メダルを獲得した。
国際オリンピック委員会(IOC)の特別賞ピエール・ド・クーベルタン・メダルを受賞した唯一の南米人選手である。
2004年アテネオリンピック=
2004年アテネオリンピックの男子マラソンに出場。
当時の世界記録保持者ポール・テルガト、アトランタ大会銅、シドニー大会銀のエリック・ワイナイナ、アトランタ大会銀の李鳳柱、ヨーロッパチャンピオンのステファノ・バルディーニなど強豪が集うレースだったが、半分手前で集団から抜け出したデ・リマは、順調に差を広げていった。
ゴールのパナシナイコスタジアムまで7キロ余りの35キロ地点で、他のランナーとの差は25-30秒、約150メートルあった。
しかしそのとき、突如沿道から乱入したカトリック教会の聖職者ニール・ホランから抱きつかれ、コース外に押し出されるという走行妨害を受けた。
ギリシャ人観客のポリビオス・コシヴァスに助けられ、直後にレースへ復帰するものの、このトラブルによって10秒前後タイムロスが生じたうえ、集中力が奪われ、ペースを崩してしまった。
この結果、イタリアのステファノ・バルディーニ、アメリカのメブ・ケフレジキに抜かれ、3位でゴールし銅メダルに終わった。
レース後の記者会見では、「完走できて、オリンピック ……
バンデルレイ・デリマさんが誕生してから、55年と103日が経過しました。(20192日)