ヨシ・ワダYoshi Wada
サウンドアーティスト[日本]
1943年 11月11日 生
2021年 5月 死去享年79歳
ヨシ・ワダ(Yoshi Wada、本名:和田 義正(わだ よしまさ)、1943年11月11日 - 2021年5月18日)は、日本で出まれ、アメリカ合衆国在住で活動を続けたサウンド・アーティスト。
長年サンフランシスコに住んだ。
ミニマル・ミュージック、というよりはドローン・ミュージックの開祖的存在と言われている。
略歴=
京都市立芸術大学卒業後、活動当初はジョージ・マチューナスとともに歩んだフルクサスの残党であった。
ラ・モンテ・ヤングとともに「止まったミニマリズム」の趣旨に共鳴してプラン・ナートにインド声楽を師事した後、1980年代から一つの音を長く引き伸ばす活動を始めた。
ラ・モンテ・ヤングの後継のように思われているものの、ヤングと決定的に異なるのは自身の音楽のための創作音具の開発を怠らないことである。
ハンディ・ホーン (Handy Horn)、アース・ホーン (Earth Horn) の創造は特に有名であり、ライブはいくつかの約束事を決めてほぼ即興で行われる。
ラ・モンテ・ヤングもドローン・ミュージックとして自身の創作を展開させていたものの、ウェル・チューンド・ピアノで「一定の速度で指を早く回転させる」運指法を投入し結果として「速い音色」を使った。
しかし、ヨシ・ワダの活動には一切このような逸脱が見られないことから、ヤングよりもミニマルに徹することのできたアーティストと言える。
一つのドローンで3時間を超えることもある。
電子楽器やラップトップも ……
ヨシ・ワダさんが誕生してから、81年と24日が経過しました。(29609日)