生年月日データベース

ボリス・トーキンBoris Petrovich Tokin

化学者[ソ連]

1900年 7月21日

1984年 9月16日 死去享年85歳

フィトンチッド(phytoncide)とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。1930年ごろロシア・レニングラード大学のボリス・トーキンが、植物を傷つけるとその周囲にいる細菌などが死ぬ現象を発見した。ボリス・トーキンはこれを植物が周囲に何らかの揮発性物質を放出したためと考えて、この物質をフィトンチッドと命名した。フィトンチッドは「植物」を意味する「Phyto」と「殺す」を意味する「cide」から作られた造語である。またマツやヒノキといった針葉樹から発散されるフィトンチッドが、森林の中でヒトをリラックスさせる成分であることを明らかにした。

ボリス・トーキンさんが誕生してから、123年と251日が経過しました。(45177日)
亡くなってから、39年と194日が経ちました。(14439日)
30738日間 生きました。