日高徹ひだかとおる
ゲームデザイナー[日本]
1949年 7月11日 生 (満75歳)
日高 徹(ひだか とおる、1949年 - )はプログラム技術者、雑誌ライター。
新日本プログラミング(「新日プロ」と略す)初代総帥。
ゲーム保存協会名誉会員第1号。
栃木県宇都宮市出身。
趣味はトレーニング、旅行、うたた寝。
来歴=
早稲田大学商学部卒。
就職後、一度転職を経て、自動車部品のメーカーであるカーメイトで営業職をしていた。
1980年代前半にコンピュータゲームのブームが起こり始めていることを察して社内で話題にしたところ、カーメイトでもゲーム事業へ進出することになり、言い出しっぺとして日高が開発することになった。
日高はそれまでコンピュータには一切触れたことがなく、大学も文系で情報処理などの知識も無かったのだが、車を買うために貯めていた資金をパソコンに注ぎ込み、わずか10ヶ月でオールマシン語の処女作『ホーンテッドケイブ(幽霊洞窟)』を完成させる。
結局この1作のみでカーメイトはゲーム事業から撤退することになるが、プログラマーとしてやっていく自信を持った日高は、退職してフリーの道を選ぶ。
その後は主にエニックスでゲーム開発に参加する傍ら、自らの経験をもとにプログラミングの参考書を多数執筆した。
当初はマシン語を扱ったものが多かったが、時代の変化に伴いVisual BasicやDelphiなどの高級言語を扱ったものも上梓している。
題材はゲームプログラミングが多いが、サウンド、グラフィックなど多岐に亘っている。
日高徹さんが誕生してから、75年と133日が経過しました。(27527日)