フェルナンド・エンリケ・カルドーゾFernando Henrique Cardoso
政治家、社会学者、大統領[ブラジル]
1931年 6月18日 生 (満93歳)
フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ(Fernando Henrique Cardoso、1931年6月18日 - )は、ブラジルの政治家、社会学者。
大統領(第34代)などを歴任。
ブラジルの新聞記事などでは頭文字から「FHC」と略される。
なおエンリケはどちらかといえばスペイン語に近く、ブラジルポルトガル語ではエンヒッキと読む場合が多い。
人物=
リオデジャネイロ市生まれ。
サンパウロ大学社会学部卒、同大学院修了。
パリ大学に学ぶ。
1963年にサンパウロ大学社会学部教授に就任するが、翌年の軍事クーデターでチリに亡命。
亡命先にて当時ラテンアメリカで影響力を持っていたアンドレ・グンダー・フランクの提唱する従属理論を研究した。
帰国後、サンパウロ大学社会学部長、ケンブリッジ大学教授などを歴任。
1978年の上院補欠選挙で当選。
1988年のブラジル民主社会党 (PSDB) 結成に参加。
1992年に外務大臣、1993年に財務大臣。
財務大臣としてはインフレ抑制策「レアル・プラン」を成功させた。
1994年の大統領選挙に当選し、1995年1月より大統領。
2期8年の長きにわたって務めた。
2002年の大統領選には出馬せず、後継にジョゼ・セラを指名したが、左翼系のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァに敗れた。
ポルトガル語、英語、フランス語、スペイン語の4か国語に堪能。
フェルナンド・エンリケ・カルドーゾさんが誕生してから、93年と157日が経過しました。(34125日)