嬉野秋彦うれしのあきひこ
作家[日本]
1971年 4月19日 生 (満53歳)
嬉野 秋彦(うれしの あきひこ、1971年4月19日 - )は、日本の小説家。
栃木県出身。
東京都杉並区在住。
概要=
1994年、横浜国立大学在学中に『皓月に白き虎の啼く』で第3回集英社ファンタジーロマン大賞を受賞。
同作品はデビュー作でもある。
作風はライトノベル的で、中でもファンタジーを最も多く手掛ける。
中国宋代伝奇をモチーフとした重厚な作品からギャグ小説まで幅広く取り扱っている。
テレビゲームが趣味で、ゲーム関係のノベライズも手掛けている。
特にSNKの格闘ゲームを愛好し、「KOF信者」を自認している。
#SNKとの関係も参照。
人物=
デビューから集英社との途絶=
デビューが決まる前の1994年の1月は大学4年目が終わろうとする時期にもかかわらず、卒業の見込みがない状態だった。
当時は、本屋でのバイトと読書、ゲーム、それに小説の執筆に明け暮れていて、ろくに大学にも通っていなかった。
留年が決定しており、しかも3か月後にはそれまで住んでいたマンションを出ていかなければならない状況にあった嬉野は、絶望のどん底にいた。
そういうわけでデビューが決まった時は作家としてやっていける保証などまったくなかったにもかかわらず、これでもう好きなことだけやって生きていけると本気で思い込んでいたが、実際のところはそのあとまた暗澹たる気持ちにさせられることとなる。
スーパーファンタジー文庫(以後SF)というのはコバルト文庫のイトコ ……
嬉野秋彦さんが誕生してから、53年と217日が経過しました。(19575日)