渡辺薫彦わたなべくにひこ
競馬騎手[日本]
1975年 4月5日 生 (満49歳)
渡辺 薫彦(わたなべ くにひこ、1975年4月5日 - )は、滋賀県栗東市出身の現調教師、元騎手・元調教助手。
戸籍上での表記は渡邊である。
妻は関西テレビ『ドリーム競馬』の司会を務めていた水野麗奈。
来歴・人物=
騎手時代の渡辺(2010年フィリーズレビュー)
栗東で厩務員を務める渡辺薫の嫡男として出生、また伯父の古川博も古川平厩舎で調教助手を務めるという競馬に近い環境で育つ。
1994年3月1日に父の勤める沖芳夫厩舎の所属騎手としてデビューし、以後引退するまで同厩舎に所属し続けた。
吉田豊・幸英明らは競馬学校の同期生(10期)にあたり、とても仲がよく初GI制覇となった菊花賞優勝後には冗談で「胴上げしようか?」と言われている。
デビュー当初より着実に勝ち鞍を積み重ねるも、重賞で人気を背負いながら経験の薄さを懸念されるなど重賞タイトルにはなかなか手が届かなかったが、1999年にナリタトップロードとのコンビでクラシック戦線にて活躍。
同年のきさらぎ賞で重賞初制覇を達成し、春のクラシックでは皐月賞3着・東京優駿2着と後一歩のところで届かなかった。
東京優駿のレース後には悔し涙を流したが、秋の菊花賞で自身唯一のGI初制覇を成し遂げた。
ナリタトップロードの全8勝中7勝は渡辺騎乗によるものであるが、ナリタトップロードの資質を十分に発揮した騎乗が出来ていないとの批判もあり、2000年の有馬記念と2001年の京都記念を的場均に鞍上を交替させられ ……
渡辺薫彦さんが誕生してから、49年と231日が経過しました。(18128日)