有本倶子ありもとともこ
俳人、作家[日本]
1944年 4月2日 生 (満80歳)
有本 倶子(ありもと ともこ、1944年〈昭和19年〉 - )は、日本の伝記作家、評論家、歌人。
来歴=
兵庫県養父郡関宮町(現養父市関宮)生まれ。
同志社大学文学部卒。
ケースワーカー、教師として勤めたのち、著作活動に入る。
歌人として木俣修に師事する。
評伝『つひに北を指す針――前田純孝の世界』で注目される。
2000年「山田風太郎の会」を結成し副会長、2003年山田風太郎記念館を建設。
同館の運営、風太郎顕彰活動に携わっている。
有本は山田風太郎の義妹の同級生である。
著書=
単著=
『雪ものがたり 歌集』 (不識書院、形成叢書、1987年)
『落葉の賦 前田純孝の生涯』(砂子屋書房、1988年)
『『蟹の眼』島崎英彦の生涯』(不識書院、1990年)
『但馬の鮎太郎 かんちゃんと動物たち』(冬青社、1990年)
『但馬のかんちゃん』(絵:有本正彦、冬青社、1991年)
『つひに北を指す針 前田純孝の世界』(河出書房新社、1994年)
『いじめられっ子ばんざい』(河出書房新社、1996年)
『評伝大西民子』(短歌新聞社、2000年)
『もう一人の山田風太郎』(砂子屋書房、2000年、のち出版芸術社)
『前田純孝と葛原茲』(短歌新聞社、2002年)
編纂=
『山田風太郎疾風迅雷書簡集』(編、神戸新聞総合出版センター、2004年)
『葛原しげる青春日記 前田純孝との友情』(編、神戸新聞総合出版センター、2009年)
『山田風太郎新発見作品集』(編、出版芸術社、2013年)
『風の便り 山田風太郎書 ……
有本倶子さんが誕生してから、80年と235日が経過しました。(29455日)