佐藤文隆さとうふみたか
物理学者[日本]
1938年 3月23日 生 (満86歳)
佐藤 文隆(さとう ふみたか、1938年3月23日 - )は、日本の物理学者(宇宙物理学)・理論物理学者。
専門は、宇宙論・相対性理論。
学位は、理学博士(論文博士・京都大学)(学位論文 「一般相対性理論における、宇宙項の寄与に関する研究」)。
京都大学名誉教授。
来歴=
1938年3月23日、佐藤茂吉・かね夫妻の三男として山形県西置賜郡鮎貝村(現:白鷹町)に生まれる。
兄弟姉妹は兄2人、姉4人、妹1人がいる。
父・茂吉は製材所を経営していた。
小学校6年生の時に湯川秀樹がノーベル物理学賞を受賞して湯川ブームが起きたのがきっかけで湯川に憧れるようになる。
中学卒業後は山形県立長井高等学校に進学し、この頃から勉強が面白く感じたという。
だが帰宅して勉強しようとすると「勉強をさせるために学校にいかせてやっているのに、家に帰ってまで勉強するとは何ごとだ」と叱られ、家業の手伝いをさせられたため、家での勉強は親に隠れてしていた。
当時の長井高校では大学に進学する生徒はは学年中の1、2割で、成績がよければ東北大学に、そうでなければ山形大学に進学するのが普通だったが、大卒の会社員と結婚して東京都で生活していた姉たちの助言もあって東京大学か京都大学を受験しようということになりそれなら湯川が教授を務める京大理学部物理学科に進学しようと考え京大理学部を受験し合格。
学部生時代は統計力学の研究室に所属し、大学院に進学して林忠四郎 ……
佐藤文隆さんが誕生してから、86年と243日が経過しました。(31655日)