セドリック・ギボンズCedric Gibbons
映画美術デザイナー[アイルランド→アメリカ]
1893年 3月23日 生
オースティン・セドリック・ギボンズ(Austin Cedric Gibbons, 1893年3月23日 - 1960年7月26日)は、アイルランド系アメリカ人の美術監督である。
1919年から1956年まで活動し、アカデミー美術賞を11回受賞した。
オスカー像のデザインでも知られる。
経歴=
アイルランドのダブリンで生まれ、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークで学んだ。
映画芸術科学アカデミーの36名の創設会員のうち一人として知られ、自身はアカデミー美術賞に39回ノミネートされ、11回受賞している。
これは、アカデミー賞全体として見てもウォルト・ディズニーの26回受賞に次ぐ記録である。
生涯で1000本以上の映画にクレジットされている。
私生活=
1930年に女優のドロレス・デル・リオと結婚し、1941年に離婚する。
その後はヘイゼル・ブルックスと再婚する。
姪は俳優のゲイリー・クーパーの妻のヴェロニカ・クーパー、遠縁にロックバンドのZZトップのビル・ギボンズがいる。
主な作品=
The Bridge of San Luis Rey (1929)
類猿人ターザン Tarzan the Ape Man (1932)
When Ladies Meet (1933)
メリィ・ウィドウ The Merry Widow (1934)
ロミオとジュリエット Romeo and Juliet (1936)
巨星ジーグフェルド The Great Ziegfeld (1936)
征服 Conquest (1937)
マリー・アントアネットの生涯 Marie Antoinette (1938)
オズの魔法使 The Wizard of Oz (1939)
ニュウ・ムウン New Moon (1940)
Bitter Sweet (1940)
高慢と偏見 Pride and Prejudice (1940)
塵に咲く花 Blossoms in the Dust (1941)
When Ladies Meet (1941)
心の ……