スコット・ファールマンScott Elliott Fahlman
コンピューター技術者[アメリカ]
(顔文字の発明者とされる。)
1948年 3月21日 生 (満76歳)
スコット・エリオット・ファールマン(Scott Elliott Fahlman、1948年3月21日 - )は、アメリカ合衆国の計算機科学者であり、カーネギーメロン大学の言語技術研究所と計算機科学部の名誉教授である。
ブロックワールドにおける自動計画、意味ネットワーク、ニューラルネットワーク(特にカスケード相関アルゴリズム)、プログラミング言語Dylan、Common Lisp(特にCMU Common Lisp)に関する研究で有名である。
Common Lispが標準化されていた時期には、その標準化のリーダーとして認識されていた。
2006年から2015年にかけて、NETL Semantic Networkに関する論文研究の一部を基にしたSconeという知識ベースの開発を行った。
また、1982年に世界で初めて顔文字を使用したことでも知られる。
生涯=
ファールマンは1948年3月21日にオハイオ州メダイナで生まれた。
マサチューセッツ工科大学(MIT)に入学し、1973年に電気工学と計算機科学の学士号と修士号、1977年に博士号を取得した。
修士論文はパトリック・ウィンストン、博士論文はジェラルド・ジェイ・サスマンの指導を受けた。
博士号の学位記には「人工知能の分野の論文によって示された独創的研究」に対する授与と書かれており、「人工知能」(Artificial Intelligence)という言葉が博士号の学位記に書かれたのはこれが世界初とみられる。
1978年7月にカーネギーメロン大学(CMU)のアシスタント・プロフェッサーとなり、1984年に助教授、1994年に教授、2017年に名誉教授となった。
スコット・ファールマンさんが誕生してから、76年と245日が経過しました。(28004日)