近藤宮子こんどうみやこ
作詞家[日本]
1907年 3月21日 生
1999年 4月8日 死去享年73歳
近藤宮子(こんどう みやこ、1907年3月21日 - 1999年4月8日)は、日本の唱歌作詞家。
唱歌「チューリップ」、「こいのぼり」作詞者。
来歴=
国文学者の父・藤村作が広島高等師範学校(後の広島大学)へ教授として赴任した1907年、広島県広島市国泰寺町(現在の中区国泰寺町)に出生。
母・季子は東京音楽学校師範科(後の東京芸術大学音楽学部)の第1回卒業生。
広島高師附属中学、山中高等女学校の音楽教師を務めた。
父・藤村作は明治時代に自由民権運動に加わったこともあり、宮子の進歩的な生き方は両親からの影響が大きいと見られている。
1910年、父が東京帝国大学文学部助教授に転任、東京市外千駄ヶ谷に転居。
府立第三高女(現・東京都立駒場高等学校)国文科卒。
1931年、父の教え子で東京音楽学校講師・国文学者の近藤忠義と結婚、専業主婦となる。
当時は東京帝国大学に近い本郷に居を構えた。
大正時代の童謡運動を経て、1930年に日本音楽著作権協会(JASRAC)が「新しい唱歌教材を作ろう」と童謡の作詞10篇の詞を全国で募集した。
10篇の題名は「テフテフ、タンポポ、オウマ、チューリップ、カミナリサマ」などである。
一般公募を行ったが、よい作品は少なく、困ったJASRACが秘かに内部で詞を調達することにした。
そこでJASRACの理事で唱歌研究部委員だった作曲家・福井直秋が、親しかった幼稚園唱歌研究部に関わっていた藤村作に作詞を依頼した。
しかし藤村は ……
近藤宮子さんが誕生してから、117年と247日が経過しました。(42981日)
亡くなってから、25年と229日が経ちました。(9360日)
33621日間 生きました。