オーギュスト・エルバンAuguste Herbin
画家[フランス]
1882年 4月29日 生
1960年 1月 死去享年79歳
オーギュスト・エルバン(Auguste Herbin, 1882年4月29日 - 1960年1月30日/31日)は、フランスの画家。
抽象絵画を多く制作した。
略歴=
ノール県のフランスとベルギーの国境の町、キエヴィー(Quiévy)の職人の息子に生まれた。
1899年から1901年までリールの国立高等美術学校で学び、1901年にパリに移った。
同じ時期、ベルギーのブルッヘをしばしば訪れ、ベルギーの芸術家とも交流した。
1905年からアンデパンダン展に出展し、多くの前衛画家が作品を出展し、「フォーヴィズム」が誕生したといわれる1905年のサロン・ドートンヌにも作品を出展した。
フアン・グリスと出会った後、キュビスムの作品を描くようになり、グリスやピカソ、モディリアーニが活動していたモンマルトルの共同スタジオ、「洗濯船」に移った。
1914年に第一次大戦が始まったが、彼は体力不足のため兵役を免除された。
1918年、1921年、1924年にパリの画廊で個展を開いた。
ピュトー・グループのセクション・ドール展にも出品した。
さらに、その大きな影響のもと、幾何学的な純粋抽象絵画へと到達した。
1930年代には「アブストラクション・クレアシオン」で活躍。
色彩豊かな抽象絵画を多く制作した。
エルバンは、第二次世界大戦後も抽象絵画の制作を続けた。
1953年以降、彼は右手が麻痺し、左手で絵を描かなければならなかった。
1960年1月にエルバンは死去したが、未完成作品にはFinと題名がつけられていた。
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オーギュスト・エルバンさんが誕生してから、142年と206日が経過しました。(52072日)