久保道正くぼみちまさ
エディオン(旧:デオデオ) 創業者[日本]
1918年 3月16日 生
1992年 6月28日 死去享年75歳
久保 道正(くぼ みちまさ、1918年3月16日 - 1992年6月28日)は、広島県広島市出身の実業家。
第一産業(後のダイイチ/デオデオ/エディオンWEST、現エディオン WESTカンパニー)創業者。
現エディオン社長、サンフレッチェ広島会長・久保允誉は長男、上新電機取締役を経てエディオン専務取締役の浄弘晴義は次男。
来歴・人物=
広島県広島市大手町(現在の同市中区大手町)生まれ。
久保家は代々江州屋の屋号で刀剣商を営んでいた。
寺下辰夫の小説『サンパギタ咲く戦線で』に太平洋戦争中、陸軍報道班員として広島宇品港からフィリピンに向かう寺下、尾崎士郎、石坂洋次郎らが、その前日、今日出海の短刀を軍刀に拵えるため、ふと久保刀剣店に立ち寄り、刀が出来る間、店の二階で御馳走に与り、訣れの酒宴を行なったエピソードが書かれている。
旧制広島一中(現・広島国泰寺高等学校)一年の時に手術ミスで左足が不自由になるが、そのため兵役を免れる。
1945年8月6日、爆心地から約1.5kmの広島市住吉町(現在の中区)の結婚後に住んでいた新居で被爆。
爆風で倒壊した家の下敷きになるが、火勢が近づく中で奇跡的に救出され、九死に一生を得る。
電気の世の中になるのではないかという漠然たる予感から、戦後の1946年1月、バラックを建て三坪の店構えで弟・明と「久保兄弟電気商会」を創業。
リュックサックを背負って、終戦後の超満員のすし詰め列車に乗り、東京や大阪で商品を仕入 ……
久保道正さんが誕生してから、106年と250日が経過しました。(38967日)
亡くなってから、32年と146日が経ちました。(11834日)
27133日間 生きました。