オトル・アイヒャーOtl Aicher
グラフィックデザイナー、タイポグラファー[ドイツ]
1922年 3月13日 生
1991年 9月1日 死去享年70歳
オトル・アイヒャー(Otl Aicher, 1922年3月13日 - 1991年9月1日)は、20世紀ドイツを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファー(書体デザイナー)。
生涯=
アイヒャーは、バーデン=ヴュルテンベルク州のウルム市に生まれる。
反ナチス・ドイツの抵抗運動・白薔薇のメンバーであるハンス・ショルとゾフィー・ショルの末弟・ヴェルナー・ショルと親友であり、アイヒャー自身も反ナチス派であった。
アイヒャーはヒトラーユーゲントへの加入を拒んだために、ギムナジウムの修了資格が得られず、19歳で兵役に就く。
そして、1945年1月には、配属されていた東部戦線から脱走し、終戦までショル家に匿われていた。
1952年に、1943年に処刑されたハンス・ショルとソフィ・ショルの姉、インゲ(Inge Scholl)と結婚した。
1953年に、デザイナーのマックス・ビル(Max Bill)と妻を伴い、ウルム造形大学(Hochschule für Gestaltung Ulm)を設立する。
この美術学校は1950年代から1960年代にかけて、ドイツにおけるデザイン教育の中心地となった。
オトルは理論と実践によりヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン(視覚伝達デザイン)の概念と具体的な方向を打ち出した。
1985年、アイヒャーは、自身が第二次世界大戦時に脱走兵であったことを告白した。
関連作品=
1969年にはルフトハンザドイツ航空のコーポレート・ブランディングおよびロゴ・デザインに関わった。
アイヒャーは1972年のミュンヘ ……
オトル・アイヒャーさんが誕生してから、102年と253日が経過しました。(37509日)
亡くなってから、33年と82日が経ちました。(12135日)
25374日間 生きました。