ロデリック・マーチソンRoderick Impey Murchison
地質学者[イギリス]
1792年 2月19日 生
ロデリック・インピー・マーチソン(Roderick Impey Murchison、1792年2月19日 - 1871年10月22日)は、スコットランドの地質学者である。
王立協会フェロー。
生涯=
スコットランドの Ross and Cromarty の Tarradale に生まれた。
ダラム・スクール (Durham School) から軍の学校に進み、軍務につき、1808年にはアーサー・ウェルズリーの指揮する作戦に参加した。
8年間で軍を退役し、結婚してヨーロッパを旅した。
1818年にイギリスに戻った後、ハンフリー・デービーと知り合い、科学的な活動を勧められ、地質学の研究を始めた。
1828年からチャールズ・ライエルと南アルプスを調査し、アダム・セジウィックらともアルプス山脈の地質の調査旅行を行った。
セジウィックとともに古生代の地層を調べ、古生代の年代をシルル紀とカンブリア紀の2つの地質時代に分けた。
1830年に設立されたロンドン地質学会の創立者のひとりで、何度か会長を務めた。
1855年に英国地質調査所の所長となり、指揮をとった。
Murch.は、植物の学名で命名者を示す場合にロデリック・マーチソンを示すのに使われる。
(命名者略記を閲覧する/IPNIでAuthor Detailsを検索する。
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受賞歴=
1849年: コプリ・メダル(王立協会)
1864年: ウォラストン・メダル(ロンドン地質学会)
1871年: 金メダル(創立者メダル)(王立地理学会)
著書=
Geology of Cheltenham(1834年)
On the Silurian and Cambrian Systems, Exhibiting the Order in which the Older Sedimentary Strata Succeed each othe ……