入江曜子いりえようこ
作家[日本]
1935年 2月13日 生 (満89歳)
入江 曜子(いりえ ようこ、1935年〈昭和10年〉2月13日 - )は、日本のノンフィクション作家。
本名は春名殷子。
夫は作家の春名徹。
来歴=
東京生まれ。
慶應義塾大学文学部卒業。
1989年『我が名はエリザベス』で第8回新田次郎文学賞を受賞。
三田文学会、日本文芸家協会、日中文化交流協会、日本ペンクラブ、各会員。
春名と共訳した岩波文庫版レジナルド・ジョンストン『紫禁城の黄昏』は、同書の祥伝社版を監修した渡部昇一から「満洲侵略を日本の悪とするには、都合の悪いいくつかの部分を省略している」と批判された。
→詳細は「紫禁城の黄昏 § 岩波文庫版への批判」を参照
著書=
単著=
『我が名はエリザベス 満洲国皇帝の妻の生涯』筑摩書房、1988年。
ちくま文庫、2005年
『貴妃は毒殺されたか 皇帝溥儀と関東軍参謀吉岡の謎』新潮社、1998年。
『少女の領分』講談社、2000年。
『日本が「神の国」だった時代 国民学校の教科書をよむ』〈岩波新書〉2001年。
『教科書が危ない 『心のノート』と公民・歴史』〈岩波新書〉2004年。
『李玉琴伝奇 満洲国最後の〈皇妃〉』筑摩書房、2005年。
『溥儀 清朝最後の皇帝』〈岩波新書〉2006年。
『紫禁城 清朝の歴史を歩く』〈岩波新書〉2008年。
『思想は裁けるか 弁護士・海野普吉』筑摩選書、2011年
『古代東アジアの女帝』岩波新書、2016年
翻訳=
R.F.ジョンストン『紫禁城の黄昏』春名徹共 ……
入江曜子さんが誕生してから、89年と282日が経過しました。(32789日)