生年月日データベース

牧野宗則まきのむねのり

画家[日本]

1940年 2月11日 生 (満84歳)

牧野 宗則(まきの むねのり、1940年(昭和15年)2月11日 - )は日本の木版画作家。
浮世絵木版画の高度な技術と創作木版画の精神性を融合・昇華させ、自然の生命の輝きを華麗に表現する。
静岡県静岡市葵区出身。
次女は同じく木版画家の風鈴丸。
来歴= 1940年 静岡市で生まれる。
1955年 大村政夫(彫刻家・日展会員)の指導を受ける。
この頃から伝統浮世絵木版画に強い関心を持ち、東京・京都の木版画摺師を訪ねて、伝統木版画の制作現場に触れる。
1958年 静岡県立静岡高等学校卒業。
卒業記念作品として『木版画集』を発行。
家業の植物油脂卸売業を手伝いながら、創作版画の制作をする。
彫り台・摺り台・刷毛・彫刻刀・鮫皮等の専門道具を揃えながら、たびたび東京・京都の摺師の仕事場を訪れ仕事を見学しながら技法を学ぶ。
1958年 木版画摺師小川文彦・松本節太郎・佐々木茂ら多くの職人から伝統木版画の技術をまなび、高度な技法を修得していく。
1968年 静岡県版画協会会員になる。
1970年 技法修得のため諸作品の復刻を行う。
1975年 木版画制作にすべてをかけ、プロの版画家として進むことを決意。
1977年 全国各地で個展開催。
1981年 福井県今立町(現・越前市)の越前和紙の紙漉師・岩野治夫との出会いがあり、自分の作品に適した手漉和紙づくりをはじめる。
1982年 和歌山県有田郡清水町(現・有田川町)に伝わる紀州和紙「保田紙」の復活に際して「保田 ……

牧野宗則さんが誕生してから、84年と284日が経過しました。(30965日)

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