タワックル・カルマンTawakel Karman
女性運動家[イエメン]
1979年 2月7日 生 (満45歳)
タワックル・カルマンまたはタワックル・カルマーン(Tawakel Karman,アラビア語: توكل كرمان, 1979年2月7日 - )は、イエメンの女性活動家、政治家、作家、ジャーナリスト。
2011年のノーベル平和賞受賞者である。
同国で平和的なデモを訴え続けてきたことから、国内では革命の母とも呼ばれる。
イエメン人として初めてノーベル賞を受賞した。
2020年、Facebook監督委員会の委員に選任される。
経歴=
1979年2月7日、タイズに生まれる。
母親は弁護士・政治家であり、アリー・アブドッラー・サーレハ政権で法制長官も勤めた。
詩人のタリク・カルマンは姉妹である。
イエメン最大の野党であるアル=イスラーハに所属し、作家・ジャーナリストとして言論の自由を求め、政権の腐敗やイエメン女性の地位向上を訴えた。
2005年に首都のサナアで「束縛のない女性ジャーナリスト」(Women Journalists Without Chains、WJWC)という女性ジャーナリストからなる人権組織を結成した。
WJWCは新聞やラジオ局も有し、言論の自由や民主的権利を求める運動を行った。
2007年からは携帯電話のニュース配信で報道の自由を求める運動を主導した。
2007年5月以降はサーレハ政権の弾圧に屈せず改革を求めるデモや座り込みをサナアの「自由広場」で毎週行った。
2010年には抗議運動中に、ジャンビーヤ(アラビアの短剣)で襲われたが、支持者によって暗殺に及んだ女性は取り押さえられた。
アメリカ合衆国国内 ……
タワックル・カルマンさんが誕生してから、45年と288日が経過しました。(16724日)