樋口直哉ひぐちなおや
料理人、作家[日本]
1981年 5月19日 生 (満43歳)
樋口 直哉(ひぐち なおや、1981年 - )は日本の料理研究家、作家。
来歴・人物=
中学生のとき、日本の料理人がイタリアやフランスのレストランに出向いて料理をするドキュメンタリー番組を見たことで料理の道に興味を持つ。
また実家にフランス料理を日本に広めた辻静雄の書籍などがあり、自然とフランス料理に憧れるまま調理師専門学校に進むことを決める。
服部栄養専門学校に入学。
卒業後は料理教室勤務や出張料理人などを経て、24歳のときには既に自分の店を持っていたが経営が振るわず賞金を目当てに小説を書き始める。
2005年に処女作となる『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞受賞してデビューする。
同作は第133回芥川龍之介賞候補にもなる。
受賞後は自分の店をたたみ、2009年あたりまで専業作家として仕事を行っていた。
2014年に自身の作品である「大人ドロップ」が映像化された。
作品リスト=
単行本=
『さよなら アメリカ』(2005年7月7日、講談社、ISBN 9784062130264)
初出:『群像』2005年6月号
『月とアルマジロ』(2006年2月28日、講談社、ISBN 9784062133166)
初出:『群像』2005年12月号
『大人ドロップ』(2007年3月10日、小学館、ISBN 9784093861106、イラスト:浅野いにお)のち文庫
『星空の下のひなた。
』(2008年11月21日、光文社、ISBN 9784334926021、イラスト:五十嵐大介)
『ヒマワリのキス』(2009年11月20日、徳間書店、ISBN 9784198628444)
『アクアノートとクラゲの涙』(2010年3月1 ……
樋口直哉さんが誕生してから、43年と187日が経過しました。(15893日)