見城尚志けんじょうたかし
工学者[日本]
1940年 2月2日 生 (満84歳)
見城 尚志(けんじょう たかし、1940年 - )は、日本の工学者、精密小型モーター開発のエンジニア。
ニデックモーター基礎研究所名誉所長。
ニデック技術顧問。
工学博士(東北大学)。
経歴=
1940年、静岡市に生まれる。
1958年、静岡県立静岡高等学校卒業。
1964年、東北大学大学院工学専攻科修士課程修了。
同年、TEAC入社。
磁気記録機器用精密小型モータの設計と研究を開始。
1965年、職業訓練大学校常勤講師。
1966年より学生の指導を始める。
最初の学生の中に永守重信がいた。
1970年、東北大学より交流モータの回転電気機械の電磁界理論で工学博士。
1971年、職業訓練大学校助教授。
1976年、ロンドンで開かれた世界最初の小型モータ学会に出席。
1980年、イリノイ大学でのシンポジウム Incremental motion systems and devicesに Microprocessor control self-optimization drive of a step motor を発表したことをきっかけに、高橋久と教育用モータコントローラ Kentac Series の開発プロジェクトを始める。
1981年、職業訓練大学校教授。
1995年ごろより、小型軽量ブラシレスモータを使って機械的にしなやかなメカニズムを安定に制御するための研究を行う。
2001年、IEEE Transaction on Education に Developing educational software for mechatronics simulation を発表。
2005年、職業能力開発総合大学校定年退職、日本電産モーター基礎研究所所長、性能において世界No.1のブラシレスモータの開発を宣言、2010年のF5B世界チャンピオン戦で ……