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権田萬治ごんだまんじ

文芸評論家[日本]

1936年 2月2日 生 (満88歳)

権田 萬治(ごんだ まんじ、1936年2月2日 - )は、日本の文芸評論家。
元専修大学文学部教授(ジャーナリズム論・近現代文学。
1991年より2006年まで)、前ミステリー文学資料館館長。
経歴= 東京市芝区三田四国町(現・東京都港区芝)生まれ。
幼いころから本が好きで、子供のころは江戸川乱歩、海野十三、山中峯太郎などの少年ものの探偵小説、科学空想小説、冒険ものなどに熱中。
小学三年生の後半から終戦まで山形の小国町に縁故疎開したが、本屋がなかったため友人に頼んで、土蔵などに保存されていた円本や雑誌『新青年』などを借りて、戦前の乱歩や小酒井不木など大人の探偵小説を読みふけったという。
しかし、東京に戻って高校に進学してからは海外ミステリーや内外の純文学と哲学へと関心が広がり、大学では文学だけでなく映画、絵画など幅広い前衛芸術運動に関心を抱くようになり、岡本太郎、花田清輝から大きな影響を受けた。
東京都立日比谷高等学校を経て東京外国語大学フランス語科に入学するが、国際関係コースを選び、社会心理学を専攻。
卒業論文は「流行現象の心理学」。
本や字を書く仕事に関わりたいという希望を持ち、大学卒業後に社団法人日本新聞協会に入社。
編集部広報課に勤務していたが、1960年、昼休みに近くの本屋で推理小説専門誌の『宝石』がミステリー評論を募集しているのを知り、「感傷の効用―レイモンド・チャンドラー論」を書き上げると ……

権田萬治さんが誕生してから、88年と293日が経過しました。(32435日)

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