石井清子いしいきよこ
バレリーナ[日本]
1932年 4月1日 生 (満92歳)
石井 清子(いしい きよこ、1935年〈昭和10年〉 - )は日本映画の編集技師。
東京都出身。
経歴=
1958年5月に東宝の特殊技術課に3ヶ月契約で入社。
新聞の特集を見てスクリプターに憧れていたが、スクリプターになるには編集を学ばねばならず、円谷英二から「君は編集が似合う」と言われ編集技師としての道を選んだ。
1967年に退職。
その後は、日活のテレビ作品や大阪万博用の作品などを手掛けた。
人物・エピソード=
映画『宇宙大戦争』で編集助手を務めた際に、石井のミスで1カットダビングできず、円谷英二に怒鳴られ、周囲からも冷ややかな目で見られたことが合った。
しかし、実際には石井の担当した箇所ではなかったが石井は言い訳をせず、後に円谷から詫びとして芝居の券をもらったという。
円谷がタバコを吸って灰が落ちそうになった際は、石井が灰皿を出していたといい、助監督であった中野昭慶は名人芸であったと評している。
一方、後年では、糖尿病を患っていた円谷が、天ぷら蕎麦を食したり、タバコを1カートン吸っていたところなどを目の当たりにしながら、それらをセーブさせなかったことを後悔しているという。
代表作=
公開年月日
作品名
制作(配給)
1958年6月24日
美女と液体人間
東宝
1958年10月14日
大怪獣バラン
1959年7月5日
潜水艦イ-57降伏せず
1959年10月25日
日本誕生
1960年4月10日
電送人間
1960年4月26日
ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐
……
石井清子さんが誕生してから、92年と234日が経過しました。(33837日)